サッカーでよく聞くポジションって何??
フォーメーションって何??
なんで、同じような意味の言葉が多いの?
それぞれ、どんな役割があるの?
こんな疑問を解決します。
○本記事で、少し豊かになるポイント
2020 サッカーのポジション,フォーメーション (初心者向け)
※サッカー観戦初心者向けの記事になります
○はじめに
気がつけば、サッカー観戦歴が20年以上…
多くの人に、サッカーの楽しさを伝えたい!!と、どこよりも分かりやすい解説を投稿します。
今回は、ポジションやフォーメーションについて解説していきます。それぞれの役割も解説していきますので、スタジアムやテレビでサッカー観戦をする前に一読して頂ければ幸いです。
ポジションとは (選手の役割を、ざっくり表す)
結論から書けば、サッカーでの役割を表しています。
大きく分けると、GK(ゴールキーパー)、DF(ディフェンダー)、MF(ミッドフィルダー)、FW(フォワード)の4種類です。(ここは、もう覚えて下さい…)
細かく分けると、まだまだ名前は出てくるのですが今回はこの4つだけで大丈夫です。
詳しくは、それぞれの役割で説明します。
フォーメーション (各ポジションの人数を表す)
4 – 5 – 1 (よん、ごー、いち)とか、4 – 3 – 3(よん、さん、さん)とか聞いたことはありますか。
これは、DF(ディフェンダー)- MF(ミッドフィルダー) – FW(フォワード)の順番でそれぞれの人数を表しています。
GKは絶対にいる存在なので、カウントされません…
ちなみに、実際に各チームが『我々は、このフォーメーションで行きます!!』とか言っている訳ではなく、解説や実況の方が、予想であったり試合開始時の様子を見て確認しています。また近代サッカーでは、守備と攻撃でポジションが変わったりするので、最初のフォーメーションに大きな意味はありません。
!注意!
たまに4 – 2 – 3 – 1とか言われる場合があるのですが、4 – 5 – 1と考えて下さい。
じゃあ、2 – 3 となんで分けるんだよって話ですが、MF(ミッドフィルダー)と呼ばれるポジションは、多くの役割があるので分別するために分けています。この場合は、DFに近いほうに2人、FWに近いほうに3人います!!って意味です。(上の図も、4 – 2 – 3 – 1 とも言えます)
各ポジションの役割
・GK (ゴールキーパー) ゴールを守る、攻撃を組み立てる
〈必要な能力〉
反射神経、身体能力、ロングキック精度、コーチング、広い守備範囲、両足でパスやトラップする技術
近代サッカーにおいて、重要性が高まっているポジションの1つです。昔は圧倒的な反射神経と身体能力が求められていましたが、最近は味方DFが敵陣まで入り込むことが多く、自陣の広いスペースを独りで対応する必要があります。また、攻撃の組み立てに参加することも多くなり、相手を引き付けてパスをしたりと、両足のパス精度も求められます。1つのミスが即失点に繋がるため、非常に難しポジションです。
・DF (ディフェンダー) ボールを相手から奪う、攻撃を組み立てる
※バックと呼ばれることもあります。
〈必要な能力〉
身体能力、ボール奪取力、ロングキック精度、両足でパスやトラップする技術、運動量
こちらも、近代サッカーにおいて、重要性が高まっているポジションです。
DFには、中央にいるCB(センターバック)と、両サイドに布陣するSB(サイドバック)があります。
中央のにいるCBはフィジカル面が求められます。最近は、GKとショートパスをしながら試合を組み立てる役割もあり、1試合で最もパスを多く出した選手がCBというのもあります。
サイドに布陣するSB(サイドバック)は、ボール奪取能力だけでなく運動量が求められるポジションです。攻撃の際は、敵陣深くまで攻め込みセンタリングを上げたり、逆サイドからのセンタリングをシュートして得点を奪う役割もあります。チームによっては中央に入り込み、味方のパス回しに参加する場合などもあり、近代サッカーのキーマンとも言えます。攻撃や守備でフォーメーションが変わるというのも、このSBの働き方次第となっており観戦時には注目して欲しい選手です。
・MF (ミッドフィルダー) ボールを繋げる
※ハーフと呼ばれることもあります
〈必要な能力〉
パス精度、広い視野、早い判断力、戦術理解
DFやGKが奪ったボールを、相手ゴールまで運ぶのが仕事です。もちろん自らボールを奪い、ゴールを決めるなど、守備も攻撃も両方とも求められます。
DFに近い位置にいるボランチ(ディフェンシブミッドフィルダー)や、FWの近くでプレーするトップ下(オフェンシブミッドフィルダー)、サイドで活躍するサイドハーフなどがあります。
先程記述した、SBと協力して相手のディフェンスを突破していく必要もあり、高い戦術理解度が求められます。またGKやCBより、ボールを持った際にプレッシャーを受けやすいポジションで冷静に相手を抜いてパスや、ダイレクトパスなど、技術だけでなく素早い判断力が必要とされます。サイドハーフに関しては、運動量やドリブルによる突破を求められる事が多いです。役割は、相手のサイドを突破する、相手にサイドを突破させないというわかりやすくも非常に重要なポジションです。
・FW (フォワード) 点を決める!!
〈必要な能力〉
得点能力
説明も要らないレベルだと思いますが、得点を取るのが仕事です!!もちろん得点を取るために、パスやドリブル、スピード、フィジカルなどを求められますが、結局は点を取ればヒーロー、外せば戦犯になってしまうポジションです。皆さんが知っている選手もFWや得点能力が高い選手が多いのではないでしょうか。近代サッカーでは、どれだけ数的有利な状況を作り出し、良い形でFWにボールを入れるかという点に焦点が当てられています。観戦時は、ボールを持っている人だけでなく、ボールをもらうための動き出しなども追えると、更にサッカー観戦が楽しくなると思います。
まとめ
・ポジションとは、選手の役割をざっくりと表す
・フォーメーションは、各ポジションの人数を表す(あんまり気にしなくても良い)
・GK(ゴールキーパー) ゴールを守る、攻撃を組み立てる
・DF(ディフェンダー) ボールを奪う
CB(センターバック)、SB(サイドバック)があり、近年役割が多くなっている
・MF(ミッドフィルダー) ボールを繋ぐ 早い判断と戦術理解が重要
場所によって名前が変わる(ボランチ、トップ下、サイドハーフ)
・FW(フォワード) 点を決める!!
最後に
今回は、ポジション、フォーメーション、各ポジションの役割を紹介しました。ポジションの名前に関しては、記事に書いてない名前もいくつもあります。役割により細かく分けられていますが、攻撃はゴールを決める、守備はゴールを奪う、この目的のために行動している事には違いはありません。まずは、細かいことは気にせずサッカー観戦を楽しんでもらえると嬉しいです。
もちろん、細かくしていると更に楽しめると思うので、各ポジションの記事も今後書いていこうと思います。
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